「生産性を上げる上司」のたった一つの条件

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「生産性を上げる上司」のたった一つの条件

2019年07月31日  
働き方改革の導入により残業時間の削減、有給休暇の取得が義務付けられ、「生産性の向上」に注目が集まっています。

実際、多くの企業がRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAIを使って生産性の向上に取り組んでいます。

しかし、実際に効果があると感じている企業はごくわずか。

ツールを使って一部の業務を削減できたら、今度は別の仕事に忙殺されるだけになっています。

ツールでの自動化は大切なことですが、上司の役割はチーム全員の生産性を向上させることです。

そこで、チームの生産性を上げる上司の条件についてお話します。

▼目次
そもそも生産性とは何か
生産性の向上には外的要因と内的要因がある
「勇気付け」をできることが上司の条件

そもそも生産性とは何か

生産性とは、

生産性=アウトプット/インプット

で定義されます。

ところが、「生産性の向上=インプットの削減」と勘違いしている人がほとんど。

「インプットの削減=つまり労働時間の削減」も確かに大切。

しかし、いくら労働時間を削減してもアウトプットが増えなければ意味がありません。

はっきり言って、ただ労働時間を減らしてアウトプットに変化がないのであれば、もともと仕事をサボっていただけです。

生産性の向上には、「アウトプット=成果」の向上が不可欠。

労働時間の削減は、RPAやAIに任せていかに成果を上げるかが本当に必要なことなのです。

生産性の向上には外的要因と内的要因がある

生産性を上げるには、アウトプットを上げて、インプットを下げることが必要です。

そしてそれを実現する方法は、RPAやAIを使って単純労働を削減したり、社員研修などを行い一人一人のスキルを向上させたりする方法があります。

前者は社員の努力を必要としない外的要因であり、後者は社員の努力を必要とする内的要因で生産性を向上させています。

もともと、労働時間を削減しても空いた時間を有効活用していないことが問題だと言いました。

つまり、生産性の向上を目指すには、ツールなどを使って労働時間を削減し(外的要因)、空いた時間に社員がそれぞれスキルアップのために時間を使う(内的要因)ことが必要だということです!

上司の役割は、部下のタスクを細分化し、ツールの使用や外部委託をするなどして労働時間を削減させ、空いた時間に社員にスキルアップをさせることです。

決して、ネットサーフィンをする時間にしたり、数字の上だけ改善したように見せることが上司の仕事ではありません!

「勇気付け」をできることが上司の条件

外的要因に関しては、素晴らしいツールが開発されており一定のコストをかければ生産性の向上を見込めるでしょう。

しかし、内的要因を高めるにはどうしたらいいでしょうか。

上司にとって部下のスキルアップをしろと言われても具体的にどのようにすれば良いかわからず困ってしまうかもしれません。(そのような上司には問題がありますが)

しかし、部下に命令しなくても自発的にスキルアップのための行動をすることがあるべき姿であると言えるでしょう。

向上心のある部下ばかりならいいですが、現実はそんなに甘くありません。

そこで求められるのが上司からの「勇気付け」です。

本来、人間は好奇心に溢れ挑戦を好む性質を持っています。

ところが普段から失敗をけなされ自分の価値を見失っている勇気がくじかれた人は、リスクを恐れ挑戦することができなくなっています。

上司は、部下が再び挑戦できるように勇気付けをしなくてはなりません。

上司は、チームとして目指すべき方向性を部下に伝え、導かなくてはなりません。

上司は、部下に期待すること(目標)を伝え達成させなければなりません。

上司は、部下のチャレンジを応援し、成長させなくてはなりません。

上司は、上記のことを部下が自発的に行動できるよう「勇気付け」をしなくてはなりません。

それが、「生産性を上げる上司」のたった一つの条件なのです。


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