離職率を下げるたった一つの方法

ノウハウ

離職率を下げるたった一つの方法

2019年09月11日  
離職率を下げることは、会社にとって大切な課題です。

しかし、新卒の離職率が30%と言われていたり、転職が当たり前の時代になって離職率も上がってきているのが現状です。

平成29年の厚生労働省が発表した雇用動向調査によれば30代男性で10%、30代女性で16%の離職率となっています。

最近では、副業と転職で自分の市場価値を高めるという意見に賛同する人が多くいます。

しかし、せっかく教育した社員が離職してしまうのは会社にとって大きな損失。

では、どうすれば離職率を下げられるのでしょうか?

離職率を下げる一つの方法は、勇気付けにあると考えています。

▼目次
勇気付けが離職率を下げる
離職の原因と対策【新卒編】
離職の原因と対策【中堅社員編】

勇気付けが離職率を下げる

もし、社員が仕事に誇りを持ち、全力で仕事をしていたら転職しようとは思いません。

そんなことができたら苦労しないと言われるかもしれませんが、難しくてもこの状態を目指さなくてはいけません。

そもそも人は無意味な行為を嫌うのです。

自分のやっていることには価値がある、自分には価値を生み出す能力があると感じていたいと本能的に思っているのです。

だから、自分の能力を最大限に発揮し、結果を出すことに快感を感じるのです。

では、この状態にするためにはどうしたらいいのか。

その答えが勇気付けです。

勇気付けは、自分の能力を最大限発揮するために必要なプロセス。

安心して生活ができる収入があり、物理的な危険もなく、働くことに集中できる環境であれば、勇気さえ持てるようになれば能力を最大限発揮できるようになります。

日本の会社であれば、どこでも働くことに集中できる環境は揃っているでしょう。

もし、理解のない上司がいるからとか、サービスが他社に比べて劣っているからとか言い訳が出るようであれば、それは勇気がくじかれているだけです。

理不尽な現実と向き合い、全力を傾ける勇気が挫かれているのです。

そもそも、理不尽のない世界など存在しません。

大切なのは、現実とどのように向き合い、そして乗り越えていくかです。

ただ、社員に現実を突きつけるだけではいけません。

あなたは乗り越えることができると勇気付けをするのです。

自分の能力を最大限に発揮して乗り越えようと本気で思えたなら、離職リスクは劇的に改善するでしょう。

離職の原因と対策【新卒編】

離職には、ポジティブな理由とネガティブな理由がありますが、新卒の場合ほとんどがネガティブな理由からの離職でしょう。

原因は次のようなものが考えられます。

・社風が合わない(体育会系の社風だったなど)

・長時間労働

・人間関係でのトラブル

・入社前と後とで仕事のイメージが違った

これらの共通する問題は、新卒社員と先輩社員とで価値観の相違で起きる問題だということです。

新卒で入社した場合、これまでの学生経験と大きく違った環境に戸惑ってしまうことが考えられます。

慣れないことの連続で、もっとも勇気が挫かれやすい時期であるとも言えます。

しかし、会社は社員の可能性を見込んで採用しているはずです。

本人が自分の可能性を見失っていても、周りの社員が勇気付けるべきです。

ネガティブになっている新卒に対して、可能性に着目できるように勇気付けることが求められます。

ところが、大企業になるほど先輩社員は新卒に舐められないようマウンティングする傾向にあります。

つまり、勇気付けをしなければならないのに勇気くじきを率先して行っているのです。

実際、大手企業になればなるほど新卒の離職率は高くなっています。

どのような風土の会社であっても、新卒に勇気付けをしなければならないことには変わらないのです。

新卒の離職率を下げるには、一緒に仕事をする仲間からの勇気付けの言葉を与えることです。

離職の原因と対策【中堅社員編】

30代〜40代社員の離職は、結婚や起業などポジティブな理由もあります。

離職理由がポジティブであればいいですが、実際のところほんとどがネガティブな理由で離職していると思われます。

・仕事にやりがいを持てない

・収入が低い

・残業が多い

・人間関係に問題がある

例えば、仕事にやりがいを持てないというのは100%勇気の問題です。

本人が自分の能力を発揮できないと感じているし、自分には能力がないと感じている状態です。

収入が低い、残業が多いというのは問題かもしれませんが、それを改善する勇気を持てている人はほとんどいないのでしょうか。

会社員で、「自分の価値は今の評価よりもっと高いから、収入を上げて欲しい(労働時間を減らして欲しい)」と提案する人は聞いたことがありません。

どうせ言っても無駄だ、何も変わりっこないよ、こんな風に考えて実際に行動に起こす人はいないのではないでしょうか。

本当は望んでいることがあるのに、何かを諦めるというのは勇気が挫かれている状態です。

自分が幸せに生きるために努力する勇気を失っているのではないでしょうか。

また、人間関係の問題の多くは勇気くじきをされていることにあります。

「なんで失敗したんだ?」

「もっと頑張ってくれよ」

「そんな考えじゃダメだろ」

こんな言葉で上司から詰められたことはないでしょうか。

これらは全て勇気くじきの言葉です。

日本人は特に権力者の言葉をそのまま鵜呑みにする傾向があります。

社長から「お前はダメだ」と言われれば、自分はダメなんだと思ってしまいます。

だからこそ、勇気をくじく言葉ではなく勇気を与える言葉を投げかけるべきでしょう。

それが、権力者からの言葉であれば尚良しです。

中堅社員の離職率を下げるには、部長や社長と言った、権力者が勇気付けの言葉を与えなくてはなりません。


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